受験のやる気コントロール方法
ここでは、やる気をコントロールできる 合格脳を作る というテーマで進めていきます。そもそも、受験にやる気がでない場合、次のどちらかにあてはまっていることが多いです。
ひとつは、受験に疑問をもってしまっているケース。
「進学して何の意味があるの?」という素朴な疑問がある子だと、心理的に受験を否定しているので、机に向かうとやる気が低下してしまいます。
もうひとつは、勉強そのものが嫌いなケース。
この場合「自分は勉強ができないんだ」という刷り込みが入っているので、そもそも机に向かいたくない子が多いですね。
両方とも、脳がそう思っているので、やる気が出ないんです。でも、視点を変えると、合格脳は誰でも作れますよ。
受験勉強の視点をずらす
一般的には、受験でやる気を出すのに、志望校を決めてとか、偏差値の目標を決めてとか、やる気の出し方っていろいろあると思います。
ですが、受験に疑問を持っていたり、勉強嫌いな子には通用しないですね。
私も大学受験の時だったのですが、「何で大学行かないといけないの?」という疑問の答えを探してるうちにかなり時間を無駄にしてしまいました。。
結局、その時に答えなんてなかったです。
答えは、大学に入ってみてから初めて分かります。
大学に行って意味があるかどうかは、大学に入ったら考えればいいことです。大学に入る前に大学の意味を考えても、それは妄想でしかないのですね。
合格できないのに、「大学なんて・・・」というのは、格好悪いですっ。本当に意味がなければ、合格してからやめればいいんです。
さて、こんな私も、無事に(?)大学に入れましたので、その時に使った受験までのやる気のコントロール方法をご紹介します。
受験はゲーム!攻略するだけ
私は、受験をゲームだと思うようにしました。
「いかに攻略するか」です。合格したら武器がひとつ増えます。
ゲームを攻略するのに疑問をもつ必要もないし、好きも嫌いもないでよね?
受験というものに答えを求めなくなったら、びっくりするくらい気持ちが軽くなりました。「こんなことやっても・・・」とか、いちいち考えなくなったんです。攻略ゲームなんですもん!!
無理やりやらされているんじゃなくて、どうやったら効率があがるか自分で考えられるようになりました。
ここから大逆転(?)がはじまります!
そもそも、やる気のアップダウンは、実は誰にでもあります。効率よく受験を攻略するためのやる気のコントロール方法をご紹介します。
脳の仕組みを利用して記憶力をあげる
やる気は、脳の働きと関連しています。
面白くないのにいやいや机に向かっていると疲れて集中力が低下してきますよね?
効率よく受験を攻略するには、脳の仕組みを利用して、記憶力がいい状態で勉強するのが賢い方法です。
私は50分勉強したら、10分休憩でメリハリをつけてました。休憩中には、ふらふら歩いてました。
これは脳の集中力が続くのは50分くらいと聞いたからやってたのですが、よくよく調べたら、脳の仕組み的な裏付けが取れました。
脳の仕組み的な裏付け
勉強の場所と休憩の場所を変えることで、脳の記憶力がアップするようなので、ぜひ、休憩のときには動いてください。
歩くという行動と環境の変化が引き金となって、シータ波という脳波が出るそうです。
シータ波は、記憶力を高めて知識を吸収するのに適した脳波です。この状態で受験勉強に戻れば、受験勉強も脳へのいい刺激になってやる気もバッチリですよ。
集中力がどれくらい続くかは個人差があると思うので調整してみてください。
注意したいのは、勉強も休憩もだらだらとしないことです。意識して時間を決めて区切りましょう。「あとちょっと・・・」と思っても時間が来たらそこまで。
中断というとイメージが良くないですけど、これも脳への刺激になるみたいです。
実際、受験勉強していて「あとちょっと・・・」なんて思えたら、それはもうやる気ありますよね。
受験でやる気のコントロールするには、ゲーム感覚で、いかに効率よく攻略するかを考えることが大事!意識的に時間を区切れば、脳の記憶力を高めることができます。
そうすることで、やる気がでない状況を変えて、記憶力が高まった合格脳を作るとができますよ。
過去問題学習法で受験を攻略
受験勉強って、結局のところ記憶力が大事です。
そして、この記憶力を効率よく使えるのが、過去問題を解く勉強法です。
試験問題には必ず出題パターンがあるので、これを記憶できれば合格できるんです。
「過去問を解きましょう」という理由はここにあります。
だから、脳の記憶力が良くなっている状態で問題を解いて出題パターンを覚えるのが、私的には一番効率がいい受験勉強だと思います。
最初のうちは、正解とか間違いは関係なくて、間違ったほうが勉強になりますね。間違いの理由が、解答の解説に書いてあるので、間違ったほうが記憶に残っていいです。
むしろ、適当に選択して正解してしまうと、脳が安心して記憶に残らないので損です(笑)最初は、どんどん間違えましょう。受験を攻略する近道です。
そして、間違ったら、正解するまで、同じ問題を繰り返し解きます。(←ここ大事!)
こうすることで、受験の攻略データが貯まっていきます。
「出題パターンを覚えても、例外が出たらヤバいんじゃない?」と思うかもしれませんが、間違えた時に解説を読むでしょう?
こうすることで考え方が頭に入って応用が利くようにもなっていきます。
たぶん、教科書の字面を読んでいるよりも、はるかに効率がいいと思います。
苦手科目でもやる気が出る問題集の解き方
最後におまけです。
苦手科目でもやる気が出る問題集の解き方をご紹介します。
最初から問題集の解答を見ながら解いていきます。解くというか、解答をなぞる感じですね。当たり前ですが解けますよね?答えを見ているので(笑)
とにかく、無理に頑張らないでいかに効率よく攻略するかで行動します。こうすることで、苦手科目でもやる気も維持できます。
このときに、記憶に残るように、眺めるだけじゃなくて必ず手を動かして下さい。
答えを複写してもいいし、ラインマーカーを引いてもいいし、気づいたことをメモしてもいいです。
そして、同じ問題を日を変えて何回か繰り返して解きます。そうするとですね、不思議と解答を見ないで解ける日が来るんですよ。
先にも書きましたが、問題には出題のパターンがあります。
このパターンを一定量覚えると、類似問題はもう解けますから、苦手科目が苦手じゃなくなります。
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